はじめに:障害年金とは?なぜ専門家への相談が重要なのか
障害年金は、病気やけがによって生活や仕事に支障が出た場合に、現役世代でも受け取ることができる公的な年金制度です。しかし、その制度は非常に複雑で、「申請書類の準備が大変」「どの書類をどう書けば良いかわからない」「一度不支給になったら諦めてしまった」といった声が多く聞かれます。
障害年金の審査は、提出された書類のみで行われます。そのため、ご自身の障害の状態を正確かつ適切に書類上で表現することが、受給の可否や等級を大きく左右します。ここで頼りになるのが、障害年金申請を専門とする社会保険労務士(社労士)です。
浜松市には、公的な相談窓口に加え、豊富な経験と実績を持つ障害年金専門のサポートセンターが複数存在します。この記事では、浜松市で障害年金の相談を検討している方のために、制度の基本から具体的な相談先、申請の流れまでを網羅的に解説します。
まずはLINEで相談してみませんか?就労移行支援事業所「リライトキャンパス浜松駅南」の支援員へつながる、LINE公式アカウントはこちら
障害年金制度の基本を理解する
申請を検討する前に、まずは障害年金制度の基本的な仕組みを把握しておくことが重要です。ここでは「種類」「要件」「金額」の3つのポイントに絞って解説します。
障害年金の種類:基礎年金と厚生年金
障害年金は、障害の原因となった病気やけがで初めて医師の診察を受けた「初診日」に、どの年金制度に加入していたかによって2種類に分かれます。
- 障害基礎年金:初診日に国民年金に加入していた方(自営業者、学生、無職の方、厚生年金加入者の配偶者など)が対象です。また、20歳前に初診日がある場合もこちらに該当します。
- 障害厚生年金:初診日に厚生年金に加入していた方(会社員や公務員など)が対象です。障害厚生年金は、障害基礎年金に上乗せされる形で支給されます。
保障内容は、障害厚生年金の方が手厚くなっています。障害基礎年金は1級と2級のみですが、障害厚生年金には3級や、一時金である「障害手当金」も設けられています。
受給するための3つの必須要件
障害年金を受給するためには、以下の3つの要件をすべて満たす必要があります。
- 初診日要件:障害の原因となった傷病の初診日が、国民年金または厚生年金の被保険者期間中にあること(20歳前や60歳~65歳未満の国内在住期間も含む)。
- 保険料納付要件:初診日の前日時点で、一定期間以上、年金保険料を納付または免除されていること。原則として、加入期間の3分の2以上が納付・免除期間である必要があります。(特例あり)
- 障害状態該当要件:障害の程度を認定する「障害認定日」において、国が定める障害等級(1級~3級)に該当すること。
特に「初診日の証明」と「保険料納付要件の確認」は、申請の第一歩であり、最もつまずきやすいポイントです。ここで問題が生じた場合は、速やかに専門家に相談することをお勧めします。
まずはLINEで相談してみませんか?就労移行支援事業所「リライトキャンパス浜松駅南」の支援員へつながる、LINE公式アカウントはこちら
障害等級と年金額の目安(2025年度)
障害の程度は1級・2級・3級に区分され、等級に応じて年金額が異なります。以下は、日本年金機構が公表している令和7年度(2025年度)の年金額の目安です。
障害基礎年金(令和7年度額)
- 1級:1,039,625円 + 子の加算
- 2級:831,700円 + 子の加算
※子の加算:18歳年度末までの子(または20歳未満で障害等級1・2級の子)がいる場合に加算。第1子・第2子は各239,300円、第3子以降は各79,800円。
障害厚生年金
障害厚生年金の額は、厚生年金への加入期間や過去の報酬(給与)によって一人ひとり異なります。1級・2級に該当する場合は、障害基礎年金に上乗せして支給されます。3級の場合は障害厚生年金のみが支給され、最低保障額(年額623,800円)が設けられています。
障害等級の目安
・1級:他人の介助がなければ日常生活がほとんどできない状態。
・2級:必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活が極めて困難な状態。
・3級:労働に著しい制限を受ける、または労働に著しい制限を加えることを必要とする状態。
まずはLINEで相談してみませんか?就労移行支援事業所「リライトキャンパス浜松駅南」の支援員へつながる、LINE公式アカウントはこちら
浜松市で障害年金を相談できる窓口一覧
浜松市では、公的機関と民間の専門家の両方に相談することが可能です。それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況に合わせて相談先を選びましょう。
公的機関での相談(市役所・年金事務所)
公的機関では、制度の概要説明や手続きの案内を無料で受けることができます。申請書類の提出先もこちらになります。
| 機関名 | 担当業務・連絡先 | 対象者 |
|---|---|---|
| 浜松市役所 各区役所・行政センター | 障害基礎年金の請求受付、相談。 ・中央福祉事業所 保険年金課: 053-457-2211 ・各区の社会福祉課・保険年金担当など |
障害基礎年金の請求者(初診日が国民年金加入中の方など) |
| 日本年金機構 年金事務所 | 障害厚生年金の請求受付、すべての障害年金に関する専門的な相談。 ・浜松西年金事務所: 053-456-8512 ・浜松東年金事務所: 053-421-0498 |
障害厚生年金の請求者(初診日が厚生年金加入中の方)、複雑なケースの相談者 |
公的機関はあくまで中立的な立場で手続きの案内を行うため、申請者にとって有利な書類の書き方まで踏み込んだアドバイスは期待できない場合があります。
まずはLINEで相談してみませんか?就労移行支援事業所「リライトキャンパス浜松駅南」の支援員へつながる、LINE公式アカウントはこちら
民間の専門家:障害年金サポートセンター(社会保険労務士)
社会保険労務士(社労士)は、年金の専門家として申請者の代理人となり、書類作成から提出まで一貫してサポートします。浜松市には、障害年金を専門に扱う経験豊富な事務所が複数あります。
以下に、浜松市で特に実績のある主要な相談センターを2つ紹介します。
浜松障害年金サポートセンター(運営:シロキ社会保険労務士法人)
- 特徴:浜松市・磐田市を中心に地域密着で活動。相談実績は2,000件以上と豊富で、年金事務所の相談員経験を持つ社労士が在籍。女性社労士も対応可能で、きめ細やかなサポートが期待できます。公式サイトでは多数の受給事例が紹介されています。
- 料金体系:相談料0円、着手金0円の完全成功報酬制。
- 連絡先:053-528-7556
- 所在地:静岡県浜松市中央区鴨江2丁目44-23 スギモトビル1階
アイアール障害年金相談センター(静岡・浜松障害年金センター)
- 特徴:静岡県内最大級の事業所規模を誇り、グループ全体で10,000件以上の相談実績があります。浜松駅からのアクセスも良く、組織力を活かしたサポートが強みです。公式サイトによると、こちらも完全成功報酬制を採用しています。
- 料金体系:相談料0円、完全成功報酬制。
- 連絡先:053-413-5510
- 所在地:静岡県浜松市中央区伝馬町313-24 伝馬町中央ビル7F
これらの専門家は、初回の相談を無料で行っている場合がほとんどです。まずは電話やメールで問い合わせ、ご自身の状況を話してみることから始めるのが良いでしょう。
まずはLINEで相談してみませんか?就労移行支援事業所「リライトキャンパス浜松駅南」の支援員へつながる、LINE公式アカウントはこちら
障害年金申請の具体的な流れと期間
障害年金の申請は、準備を開始してから実際に年金が振り込まれるまで、半年以上かかることも珍しくありません。全体像を把握し、計画的に進めることが大切です。
ステップ1:専門家への相談・ヒアリング
まず、年金事務所や専門の社労士に相談します。この段階で、初診日や保険料納付要件、現在の症状などを伝え、受給の可能性があるかを確認します。専門家は、約30分~1時間の無料相談で、今後の進め方について具体的なアドバイスをしてくれます。
ステップ2:必要書類の準備
申請には多くの書類が必要ですが、特に重要なのが以下の3つです。
- 受診状況等証明書:初診日を証明するための書類。初診の医療機関に作成を依頼します。
- 医師の診断書:現在の障害の状態を証明する最も重要な書類。障害の種類に応じた専用の様式(8種類)があります。医師に日常生活の支障を正確に伝えることが鍵となります。
- 病歴・就労状況等申立書:発症から現在までの経緯や、日常生活・就労状況を自分自身で記述する書類。診断書を補完し、障害の状態を具体的に伝えるための重要な資料です。
その他、年金請求書、戸籍謄本、年金手帳などが必要となります。
書類の準備には2~3ヶ月ほどかかるのが一般的です。特に診断書の依頼や初診日証明の取得には時間がかかるため、早めに着手しましょう。
まずはLINEで相談してみませんか?就労移行支援事業所「リライトキャンパス浜松駅南」の支援員へつながる、LINE公式アカウントはこちら
ステップ3:年金請求書の提出から受給まで
すべての書類が揃ったら、年金事務所または市区町村役場の窓口に提出します。提出後、日本年金機構で審査が行われます。
- 審査期間:平均して3ヶ月~4ヶ月程度かかります。
- 結果通知:審査が終わると、「年金証書・決定通知書」(支給決定の場合)または「不支給決定通知書」が郵送で届きます。
- 初回振込:支給が決定した場合、通知書が届いてからさらに1~2ヶ月後に初回の年金が振り込まれます。
専門家(社会保険労務士)への依頼:費用とメリット
複雑な手続きを専門家に任せることには、費用以上のメリットがあります。
なぜ専門家への依頼が受給の近道なのか?
障害年金の審査は書類のみで行われるため、「書類の書き方一つで結果が変わる」と言っても過言ではありません。専門家である社労士は、以下の点で大きな力になります。
- 的確な書類作成:膨大な知識と経験から、審査のポイントを押さえた「通る」書類を作成します。特に、医師に依頼する診断書の内容チェックや、ご本人の状況を的確に伝える病歴・就労状況等申立書の作成は、受給の可能性を大きく高めます。
- 時間的・精神的負担の軽減:複雑な書類の準備や年金事務所とのやり取りをすべて代行してくれるため、申請者は治療に専念できます。
- 不支給後の対応:万が一不支給となった場合でも、「審査請求」や「再審査請求」といった不服申立ての手続きを任せることができます。
費用の仕組み:「成功報酬制」が主流
多くの障害年金サポートセンターでは、安心して依頼できる料金体系を採用しています。
- 相談料・着手金:無料の事務所がほとんどです。
- 成功報酬:障害年金の受給が決定した場合にのみ費用が発生します。相場は以下のいずれか高い方とされています。
- 年金受給額の2ヶ月分相当額(+税)
- 初回振込額の10%~15%(+税)
- 実費:診断書作成費用や戸籍謄本の取得費用などは、別途自己負担となります。
この仕組みにより、初期費用を心配することなく、専門家に相談・依頼することが可能です。
まとめ:一人で悩まず、まずは無料相談から
障害年金は、病気やけがと向き合う方々の生活を支えるための重要な権利です。しかし、その手続きは複雑で、一人で進めるには多くの困難が伴います。
浜松市には、親身になって相談に乗ってくれる公的機関や、高い専門性を持つ障害年金サポートセンターがあります。特に、社会保険労務士などの専門家は、あなたの状況を深く理解し、受給に向けて最適な道筋を示してくれます。
もしあなたが、またはあなたのご家族が障害年金の申請で悩んでいるなら、決して一人で抱え込まないでください。多くの専門家が無料相談に応じています。まずは一本の電話、一通のメールから、専門家への相談を始めてみましょう。それが、経済的な安心を得るための確かな第一歩となります。
まずはLINEで相談してみませんか?就労移行支援事業所「リライトキャンパス浜松駅南」の支援員へつながる、LINE公式アカウントはこちら


コメント