ITスキル標準(ITSS)資格一覧|レベル別おすすめ完全ガイド

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  1. ITスキル標準(ITSS)とは?資格一覧を知る前に押さえたい基礎知識
  2. ITスキル標準(ITSS)の概要とレベル体系を理解しよう
  3. ITスキル標準(ITSS)レベル別 資格一覧【完全版】
    1. レベル1対応の資格一覧
    2. レベル2対応の資格一覧
    3. レベル3対応の資格一覧
    4. レベル4対応の資格一覧(高度情報処理技術者試験)
  4. ITスキル標準の11の職種と対応資格の関係
  5. ITスキル標準(ITSS)に基づく資格取得のロードマップ
    1. パターン1:インフラエンジニアを目指す場合
    2. パターン2:アプリケーションエンジニアを目指す場合
    3. パターン3:セキュリティエンジニアを目指す場合
  6. ITスキル標準の資格を取得する5つのメリット
    1. メリット1:スキルの客観的な証明になる
    2. メリット2:年収アップに直結する
    3. メリット3:転職・キャリアチェンジに有利
    4. メリット4:学習の道筋が明確になる
    5. メリット5:企業の入札要件を満たせる
  7. ITSS+(プラス)と新たなスキル領域の資格
  8. 資格取得の効果的な学習方法と学習時間の目安
    1. レベル別の学習時間目安
    2. 効果的な学習の5ステップ
  9. まとめ:ITスキル標準の資格一覧を活用してキャリアアップを実現しよう
  10. よくある質問(FAQ)
    1. ITスキル標準(ITSS)とは何ですか?
    2. ITスキル標準のレベル1に対応する資格は何ですか?
    3. ITスキル標準のレベル4に該当する高度情報処理技術者試験は何種類ありますか?
    4. ITスキル標準のレベル5〜7に対応する資格試験はありますか?
    5. AWSやCiscoなどの民間資格もITスキル標準のレベルに対応していますか?
    6. ITスキル標準に基づいて資格を取得するメリットは何ですか?
    7. ITSS+(プラス)とは何ですか?ITSSとの違いは?

ITスキル標準(ITSS)とは?資格一覧を知る前に押さえたい基礎知識

「IT資格を取りたいけれど、何から始めればいいかわからない」「自分のスキルレベルに合った資格がどれなのか判断できない」——そんな悩みを抱えていませんか?

IT業界にはさまざまな資格がありますが、実は経済産業省が策定したITスキル標準(ITSS:IT Skill Standard)という指標に基づいて、資格の難易度やレベルを体系的に整理することができます。本記事では、ITスキル標準に対応する資格を一覧で網羅的にご紹介します。レベル別の分類、取得メリット、キャリアパスへの影響まで徹底的に解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

ITスキル標準(ITSS)の概要とレベル体系を理解しよう

ITスキル標準(ITSS)とは、経済産業省が2002年に策定したIT人材のスキルを可視化するためのフレームワークです。独立行政法人IPA(情報処理推進機構)が具体的な内容を整備・運用しています。

ITSSでは、IT人材に求められるスキルをレベル1からレベル7までの7段階で定義しています。各レベルの概要は以下の通りです。

レベル 定義 対象者イメージ
レベル1 情報技術に関する最低限の基礎知識を持つ IT未経験者・学生
レベル2 基本的知識・技能を有し、上位者の指導のもとで業務を遂行できる 新入社員・若手エンジニア
レベル3 応用的知識・技能を有し、独力で業務を遂行できる 中堅エンジニア(3〜5年目)
レベル4 高度な知識・技能を有し、プロフェッショナルとして業務をリードできる シニアエンジニア・リーダー
レベル5 企業内でテクノロジーやメソドロジーを活用し社内をリードできる マネージャー・アーキテクト
レベル6 国内のハイエンドプレーヤーとして認められる シニアマネージャー・CTO候補
レベル7 国際的なハイエンドプレーヤーとして認められる 世界的に著名な技術者・CTO

レベル1〜4は、対応するIT資格試験で客観的に判定できます。一方、レベル5〜7は業務実績や社会的影響力などで総合的に評価されるため、特定の資格では判定されません。ただし、高度な専門資格の取得はレベル5以上を目指すための重要なステップとなります。

ITスキル標準(ITSS)レベル別 資格一覧【完全版】

ここからは、ITスキル標準の各レベルに対応する資格を一覧で紹介します。IPAが実施する情報処理技術者試験を中心に、民間資格も含めて体系的に整理しました。

レベル1対応の資格一覧

レベル1は「ITに関する最低限の基礎知識」を証明するレベルです。IT業界への第一歩として最適な資格が該当します。

資格名 実施機関 合格率目安 特徴
ITパスポート試験(iパス) IPA 約50% ITの基礎用語やビジネス知識を幅広く問う国家試験。全社会人におすすめ

ITパスポートは2023年度の応募者数が約27万人を超えた人気資格です。CBT方式(コンピュータで受験)で随時受験可能なため、気軽にチャレンジできます。IT部門以外の営業職や事務職の方にも取得者が増えています。

レベル2対応の資格一覧

レベル2は「基本的な知識・技能を有する」レベルです。ITエンジニアとしてのスタートラインに立つための資格が含まれます。

資格名 実施機関 合格率目安 特徴
基本情報技術者試験(FE) IPA 約25〜40% プログラミング・アルゴリズムを含むITエンジニアの登竜門
情報セキュリティマネジメント試験(SG) IPA 約50〜60% セキュリティの基礎管理能力を問う。情報システム利用部門向け

基本情報技術者試験は2023年4月から通年受験が可能になりました。出題範囲も見直され、科目Bではアルゴリズムとプログラミングが重視されています。

民間資格では以下もレベル2相当の実力証明に役立ちます。

  • CompTIA A+:ハードウェア・ソフトウェアの基礎スキルを証明するグローバル資格
  • CompTIA Network+:ネットワークの基礎知識を証明
  • AWS Cloud Practitioner:AWSクラウドの基礎レベル認定
  • CCNA(Cisco Certified Network Associate):ネットワーク分野の世界標準資格
  • LPIC-1 / LinuC レベル1:Linuxの基本操作・管理スキルを証明

レベル3対応の資格一覧

レベル3は「応用的な知識・技能を有し、独力で業務を遂行できる」レベルです。中堅エンジニアとして一人前であることを証明します。

資格名 実施機関 合格率目安 特徴
応用情報技術者試験(AP) IPA 約20〜25% 技術から管理まで幅広い応用力を問う。記述式問題あり

応用情報技術者試験は年2回(春期・秋期)実施されます。午後試験は11問中5問を選択して解答する形式で、自分の得意分野を活かせるのが特徴です。

民間資格では以下がレベル3相当に位置づけられます。

  • AWS Solutions Architect – Associate:AWSでのシステム設計能力を証明
  • AWS Developer – Associate:AWS上でのアプリケーション開発スキル
  • Azure Administrator Associate(AZ-104):Microsoft Azureの管理スキル
  • LPIC-2 / LinuC レベル2:Linuxサーバーの高度な管理スキル
  • Oracle Certified Java Programmer Silver:Java開発の中級スキル
  • CompTIA Security+:セキュリティの実務レベル知識
  • PMP(Project Management Professional):プロジェクト管理の国際資格

レベル4対応の資格一覧(高度情報処理技術者試験)

レベル4は「高度な知識・技能を有し、プロフェッショナルとして業務をリードできる」レベルです。IPAの高度情報処理技術者試験がこのレベルに該当します。

資格名 実施機関 合格率目安 専門分野
ITストラテジスト試験(ST) IPA 約15% IT戦略の策定・推進
システムアーキテクト試験(SA) IPA 約15% システムの上流設計・アーキテクチャ
プロジェクトマネージャ試験(PM) IPA 約14% プロジェクトの計画・管理・推進
ネットワークスペシャリスト試験(NW) IPA 約14% ネットワーク設計・構築・運用
データベーススペシャリスト試験(DB) IPA 約17% データベースの設計・管理・運用
エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES) IPA 約17% 組込みシステムの設計・開発
ITサービスマネージャ試験(SM) IPA 約14% ITサービスの提供管理
システム監査技術者試験(AU) IPA 約15% 情報システムの監査・評価
情報処理安全確保支援士試験(SC) IPA 約20% サイバーセキュリティ対策

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)は、合格後に登録することで「情報処理安全確保支援士」という国家資格の名称を使用できます。士業として法的な位置づけがある点が他の高度試験と異なります。

民間資格でレベル4相当とされるものには以下があります。

  • AWS Solutions Architect – Professional:AWSの高度なアーキテクチャ設計
  • AWS DevOps Engineer – Professional:AWS環境のDevOps実装
  • Azure Solutions Architect Expert(AZ-305):Azure上の高度なソリューション設計
  • Google Cloud Professional Cloud Architect:GCPのアーキテクチャ設計
  • CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert):ネットワーク分野の最高峰
  • CISSP(Certified Information Systems Security Professional):セキュリティの国際的上位資格
  • LPIC-3 / LinuC レベル3:Linuxのエキスパートレベル
  • Oracle Certified Java Programmer Gold:Java開発の上級スキル

ITスキル標準の11の職種と対応資格の関係

ITスキル標準では、IT人材の役割を11の職種(キャリアフレームワーク)35の専門分野に分類しています。資格を選ぶ際は、自分が目指す職種に合ったものを優先的に取得すると効果的です。

職種 概要 おすすめ資格
マーケティング 市場分析・IT戦略立案 ITストラテジスト、中小企業診断士
セールス IT製品・サービスの提案・販売 ITパスポート、応用情報技術者
コンサルタント 経営課題のIT活用提案 ITストラテジスト、PMP
ITアーキテクト システム全体の設計 システムアーキテクト、AWS SA Professional
プロジェクトマネジメント プロジェクトの計画・管理 プロジェクトマネージャ、PMP
ITスペシャリスト 特定技術領域の専門家 ネットワークスペシャリスト、CCIE
アプリケーションスペシャリスト アプリケーション開発・保守 データベーススペシャリスト、Oracle Java Gold
ソフトウェアデベロップメント ソフトウェアの設計・実装 基本情報技術者、応用情報技術者
カスタマサービス 顧客へのIT技術サポート ITサービスマネージャ、CompTIA A+
ITサービスマネジメント ITサービスの安定運用 ITサービスマネージャ、ITIL認定
エデュケーション IT人材の教育・育成 応用情報技術者、各種高度試験

このように、同じレベルの資格でも職種によって推奨されるものが異なります。「とりあえず資格を取る」のではなく、自分のキャリア目標に沿った資格選びが重要です。

ITスキル標準(ITSS)に基づく資格取得のロードマップ

ここでは、IT未経験者からプロフェッショナルを目指すための実践的な資格取得ロードマップを3つのキャリアパス別に紹介します。

パターン1:インフラエンジニアを目指す場合

  1. レベル1:ITパスポート試験で基礎知識を固める(学習期間:1〜2ヶ月)
  2. レベル2:基本情報技術者試験 → CCNA または LPIC-1(学習期間:3〜6ヶ月)
  3. レベル3:応用情報技術者試験 → AWS SAA または LPIC-2(学習期間:6〜12ヶ月)
  4. レベル4:ネットワークスペシャリスト または 情報処理安全確保支援士(学習期間:6〜12ヶ月)

パターン2:アプリケーションエンジニアを目指す場合

  1. レベル1:ITパスポート試験(学習期間:1〜2ヶ月)
  2. レベル2:基本情報技術者試験(学習期間:3〜4ヶ月)
  3. レベル3:応用情報技術者試験 → Oracle Java Silver(学習期間:6〜12ヶ月)
  4. レベル4:データベーススペシャリスト または システムアーキテクト(学習期間:6〜12ヶ月)

パターン3:セキュリティエンジニアを目指す場合

  1. レベル1:ITパスポート試験(学習期間:1〜2ヶ月)
  2. レベル2:基本情報技術者試験 → 情報セキュリティマネジメント試験(学習期間:3〜6ヶ月)
  3. レベル3:応用情報技術者試験 → CompTIA Security+(学習期間:6〜12ヶ月)
  4. レベル4:情報処理安全確保支援士 → CISSP(学習期間:6〜18ヶ月)

いずれのパターンでも、レベル2の基本情報技術者試験は共通の通過点です。ITエンジニアを目指す方は、まずこの資格の取得を優先しましょう。

ITスキル標準の資格を取得する5つのメリット

ITスキル標準に基づいて体系的に資格を取得することには、以下の5つの大きなメリットがあります。

メリット1:スキルの客観的な証明になる

ITスキル標準のレベルに対応した資格は、あなたのスキルを第三者にわかりやすく伝える手段になります。転職面接でポートフォリオだけでは伝わりにくいスキルレベルを、資格という客観的な指標で示せます。

メリット2:年収アップに直結する

多くのIT企業では、資格手当制度を設けています。例えば、大手SIer企業では以下のような手当が一般的です。

  • 基本情報技術者:月額5,000〜10,000円
  • 応用情報技術者:月額10,000〜20,000円
  • 高度情報処理技術者:月額20,000〜50,000円
  • 情報処理安全確保支援士:月額10,000〜30,000円

仮に月額2万円の手当がつけば、年間24万円の年収アップです。資格取得にかけた学習時間の投資対効果は非常に高いといえます。

メリット3:転職・キャリアチェンジに有利

IT人材の転職市場では、資格保有が書類選考の通過率を左右します。特にレベル3(応用情報技術者)以上の資格は、「一定の実力を持つエンジニア」として認識される基準となっています。未経験からIT業界に転職する場合も、基本情報技術者試験の合格は大きなアピール材料です。

メリット4:学習の道筋が明確になる

ITスキル標準のレベル体系に沿って学習を進めることで、「次に何を勉強すればいいか」が明確になります。闇雲に技術書を読むよりも、資格試験のシラバスに沿った体系的な学習の方が効率的にスキルアップできます。

メリット5:企業の入札要件を満たせる

官公庁や大企業のシステム開発案件では、プロジェクトメンバーの資格要件が定められているケースがあります。例えば「プロジェクトマネージャ試験合格者を1名以上配置」といった条件です。資格を持つことで、より大規模で重要なプロジェクトに参画するチャンスが広がります。

ITSS+(プラス)と新たなスキル領域の資格

2017年にIPAは、従来のITSSを拡張したITSS+(プラス)を策定しました。これはデジタルトランスフォーメーション(DX)時代に対応するため、新しい技術領域のスキルを定義したものです。

ITSS+では、以下の領域が追加されています。

領域 概要 関連する資格・認定
データサイエンス データ分析・AI活用 G検定、E資格、統計検定、データサイエンティスト検定
アジャイル アジャイル開発手法の実践 認定スクラムマスター(CSM)、PMI-ACP
IoT IoTシステムの設計・構築 IoTシステム技術検定、エンベデッドシステムスペシャリスト
セキュリティ 高度なサイバーセキュリティ対策 情報処理安全確保支援士、CISSP、CEH

特にデータサイエンス領域は急速に需要が拡大しています。経済産業省の調査によると、2030年にはAI・データサイエンス人材が最大約12.4万人不足すると予測されています。この領域の資格取得は今後のキャリアにおいて大きなアドバンテージとなるでしょう。

また、2024年12月にはIPAから新たな「デジタルスキル標準(DSS)」も公表されており、DX推進に必要なスキルの全体像が再整理されています。ITSSとDSSを組み合わせて理解することで、今後のIT人材に求められるスキルの全体像を把握できます。

資格取得の効果的な学習方法と学習時間の目安

最後に、ITスキル標準に対応する各資格の学習時間の目安と効果的な勉強法を紹介します。

レベル別の学習時間目安

資格 ITSSレベル 学習時間目安 前提知識
ITパスポート レベル1 100〜150時間 特になし
基本情報技術者 レベル2 200〜300時間 ITパスポート程度の知識
応用情報技術者 レベル3 300〜500時間 基本情報技術者合格レベル
高度情報処理技術者(各区分) レベル4 400〜600時間 応用情報技術者合格レベル

効果的な学習の5ステップ

  1. シラバスの確認:IPAの公式サイトで出題範囲を確認し、全体像を把握する
  2. 参考書の通読:定番のテキストを1冊選び、最初から最後まで通して読む
  3. 過去問演習:最低でも直近5回分の過去問を繰り返し解く。正答率80%以上を目標にする
  4. 弱点の補強:過去問で間違えた分野を重点的に復習する
  5. 模擬試験の実施:本番と同じ時間配分で模擬試験を行い、時間感覚を身につける

特に過去問演習は合否を左右する最重要ポイントです。情報処理技術者試験は過去問からの類似出題が多いため、過去問を徹底的にやり込むことが合格への最短ルートになります。

オンライン学習サービスも活用しましょう。Udemy、Schoo、スタディングなどのプラットフォームでは、各資格の対策講座が充実しています。通勤時間やスキマ時間を活用した学習が可能です。

まとめ:ITスキル標準の資格一覧を活用してキャリアアップを実現しよう

本記事では、ITスキル標準(ITSS)に対応する資格の一覧をレベル別に詳しく解説しました。最後に要点を整理します。

  • ITスキル標準はレベル1〜7の7段階でIT人材のスキルを定義するフレームワーク
  • レベル1はITパスポート、レベル2は基本情報技術者試験が対応する
  • レベル3は応用情報技術者試験、レベル4は高度情報処理技術者試験(9区分)が対応する
  • IPA国家試験だけでなく、AWS認定やCCNA、CISSPなどの民間資格もITSSのレベルに対応づけられる
  • 自分の目指す職種(11分類)に合った資格を選ぶことが重要
  • ITSS+やデジタルスキル標準(DSS)により、データサイエンスやアジャイルなど新領域のスキルも定義されている
  • 資格取得には年収アップ、転職有利、学習効率化など5つの大きなメリットがある
  • 過去問演習を中心とした体系的な学習が合格への最短ルート

IT業界でのキャリアアップを目指すなら、ITスキル標準を羅針盤として活用し、自分の現在地と目標地点を明確にした上で計画的に資格を取得していきましょう。まずは現在のスキルレベルを自己診断し、次に取るべき資格を1つ決めることから始めてみてください。

よくある質問(FAQ)

ITスキル標準(ITSS)とは何ですか?

ITスキル標準(ITSS)とは、経済産業省が策定したIT人材のスキルを可視化するためのフレームワークです。IPAが運用しており、レベル1からレベル7までの7段階でスキルレベルを定義しています。IT人材の育成やキャリアパスの指針として、多くの企業で活用されています。

ITスキル標準のレベル1に対応する資格は何ですか?

レベル1に対応するのはITパスポート試験(iパス)です。ITに関する基礎知識を幅広く問う国家試験で、合格率は約50%です。CBT方式で随時受験可能なため、IT業界への第一歩として最適な資格です。

ITスキル標準のレベル4に該当する高度情報処理技術者試験は何種類ありますか?

レベル4に該当する高度情報処理技術者試験は全9区分です。具体的には、ITストラテジスト、システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト、エンベデッドシステムスペシャリスト、ITサービスマネージャ、システム監査技術者、情報処理安全確保支援士です。

ITスキル標準のレベル5〜7に対応する資格試験はありますか?

レベル5〜7に特定の資格試験は対応していません。これらのレベルは、業務実績や社会的影響力、技術的リーダーシップなどで総合的に評価されます。ただし、レベル4の高度試験合格や国際的な上位資格(CISSPやCCIEなど)の取得は、レベル5以上を目指すための重要なステップとなります。

AWSやCiscoなどの民間資格もITスキル標準のレベルに対応していますか?

はい、民間のベンダー資格もITスキル標準のレベルに対応づけることができます。例えば、CCNAやAWS Cloud Practitionerはレベル2相当、AWS Solutions Architect AssociateやCompTIA Security+はレベル3相当、AWS Solutions Architect ProfessionalやCISSPはレベル4相当とされています。

ITスキル標準に基づいて資格を取得するメリットは何ですか?

主なメリットは5つあります。スキルの客観的な証明になること、資格手当による年収アップ(月額5,000〜50,000円程度)、転職・キャリアチェンジでの有利性、学習の道筋が明確になること、そして企業の入札要件を満たせることです。体系的に資格を取得することで、計画的なキャリアアップが実現できます。

ITSS+(プラス)とは何ですか?ITSSとの違いは?

ITSS+は2017年にIPAが策定した、従来のITSSを拡張したフレームワークです。DX時代に対応するため、データサイエンス、アジャイル、IoT、セキュリティなどの新しい技術領域のスキルが追加定義されています。従来のITSSが既存のIT業務を対象としていたのに対し、ITSS+はデジタルビジネスの推進に必要な先端スキルをカバーしています。

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