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掛川市で障害者手帳を申請したい方へ|この記事でわかること
「障害者手帳を申請したいけれど、何から始めればいいかわからない」「掛川市ではどこに行けば手続きできるの?」そんな不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
障害者手帳の申請は、初めての方にとって複雑に感じられるものです。必要書類の準備や申請窓口の確認、審査にかかる期間など、事前に知っておきたいことがたくさんあります。
この記事では、掛川市にお住まいの方が障害者手帳を申請する際に必要な情報を、手帳の種類別にわかりやすく解説します。具体的な手順から受け取り後に利用できるサービスまで、すべてを網羅していますので、ぜひ最後までお読みください。
障害者手帳とは?3つの種類と対象者をわかりやすく解説
障害者手帳とは、障害のある方が各種福祉サービスや支援を受けるために交付される公的な証明書です。大きく分けて3つの種類があり、それぞれ対象となる障害や申請要件が異なります。
身体障害者手帳
身体障害者手帳は、視覚・聴覚・肢体不自由・内部障害(心臓、腎臓、呼吸器など)といった身体的な障害がある方を対象としています。障害の程度によって1級(最重度)から6級までの等級に分かれています。
等級が高いほど受けられる支援や給付の範囲が広がるのが特徴です。たとえば、1級・2級の方は「重度障害者」に分類され、医療費助成や税制優遇の幅がさらに大きくなります。
精神障害者保健福祉手帳
統合失調症、うつ病、双極性障害、てんかん、発達障害、高次脳機能障害など、精神疾患を有する方が対象です。1級から3級までの等級があり、初診日から6か月以上経過していることが申請の条件となります。
近年、発達障害やうつ病の診断を受けて申請する方が増えています。厚生労働省の統計によると、精神障害者保健福祉手帳の交付者数は2022年時点で約135万人に達しており、10年前と比べて約2倍に増加しています。
療育手帳(静岡県では「療育手帳」)
知的障害のある方を対象とした手帳です。静岡県では療育手帳という名称が使われています。判定区分はA(重度)とB(その他)に分かれ、さらに細かくA1・A2・B1・B2と区分されることがあります。
18歳未満の方は児童相談所、18歳以上の方は知的障害者更生相談所で判定を受けることになります。
| 手帳の種類 | 対象となる障害 | 等級・区分 | 根拠法 |
|---|---|---|---|
| 身体障害者手帳 | 視覚、聴覚、肢体不自由、内部障害など | 1級〜6級 | 身体障害者福祉法 |
| 精神障害者保健福祉手帳 | 統合失調症、うつ病、発達障害など | 1級〜3級 | 精神保健福祉法 |
| 療育手帳 | 知的障害 | A(重度)・B(その他) | 療育手帳制度要綱 |
掛川市での障害者手帳の申請窓口と問い合わせ先
掛川市で障害者手帳を申請する際の窓口や連絡先を確認しましょう。事前に電話で問い合わせておくと、当日の手続きがスムーズに進みます。
申請窓口
掛川市の障害者手帳の申請窓口は、掛川市役所 福祉課(障害福祉担当)です。
- 所在地:静岡県掛川市長谷一丁目1番地の1 掛川市役所本庁舎
- 電話番号:0537-21-1219(福祉課)
- 受付時間:平日 午前8時30分〜午後5時15分
また、大東支所や大須賀支所でも一部の手続きに対応している場合があります。お住まいの地域によっては支所の方が便利な場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
相談できる場所
申請の前に相談したい場合は、以下の窓口も利用できます。
- 掛川市基幹相談支援センター:障害のある方やそのご家族の総合的な相談に対応しています
- 静岡県西部健康福祉センター(磐田市):精神障害者保健福祉手帳に関する専門的な相談が可能です
- かかりつけ医や主治医:診断書の作成について直接相談できます
特に初めて障害者手帳を申請する方は、基幹相談支援センターに事前相談することを強くおすすめします。申請に必要な手順を丁寧に教えてもらえるだけでなく、利用可能な福祉サービスについても案内を受けられます。
【種類別】掛川市での障害者手帳の申請手順と必要書類
ここからは、手帳の種類ごとに具体的な申請手順と必要書類を詳しく解説します。
身体障害者手帳の申請手順
ステップ1:指定医を受診する
まず、身体障害者福祉法第15条に基づく「指定医」の診察を受ける必要があります。指定医とは、都道府県知事から指定を受けた医師のことです。かかりつけ医が指定医でない場合は、掛川市福祉課に問い合わせて指定医のリストを入手しましょう。
掛川市立総合病院や中東遠総合医療センターには指定医が在籍していることが多いです。
ステップ2:診断書・意見書を作成してもらう
指定医に所定の様式で「身体障害者診断書・意見書」を作成してもらいます。診断書の様式は掛川市役所の福祉課窓口またはホームページからダウンロードできます。
診断書の作成費用は医療機関によって異なりますが、一般的に3,000円〜10,000円程度かかります。この費用は自己負担となりますのでご注意ください。
ステップ3:必要書類を揃えて申請する
以下の書類を掛川市役所福祉課に提出します。
- 身体障害者手帳交付申請書(窓口で記入可能)
- 身体障害者診断書・意見書(指定医が作成したもの)
- 写真1枚(縦4cm×横3cm、上半身・無帽・正面向き、1年以内に撮影したもの)
- マイナンバーが確認できる書類
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
ステップ4:審査・交付
申請書類は掛川市を通じて静岡県へ送付され、審査が行われます。審査期間はおおむね1か月〜2か月程度です。交付の決定が出ると、掛川市役所から連絡がありますので、窓口で手帳を受け取ります。
精神障害者保健福祉手帳の申請手順
ステップ1:主治医に相談する
精神障害者保健福祉手帳の申請には、精神科や心療内科の主治医の診断書が必要です。重要なのは、初診日から6か月以上経過していることが条件となる点です。
ステップ2:診断書を作成してもらう、または障害年金証書を用意する
申請方法は2つあります。
- 医師の診断書で申請する方法:所定の様式で主治医に診断書を作成してもらいます
- 障害年金の証書で申請する方法:すでに障害年金を受給している場合は、年金証書の写しで申請できます(診断書不要)
障害年金の証書を利用する方法は、診断書の作成費用を節約できるメリットがあります。該当する方はぜひ検討してみてください。
ステップ3:必要書類を揃えて申請する
- 精神障害者保健福祉手帳交付申請書
- 医師の診断書(所定の様式)または障害年金証書の写し
- 写真1枚(縦4cm×横3cm)
- マイナンバーが確認できる書類
- 本人確認書類
ステップ4:審査・交付
審査期間は約2か月程度かかることが一般的です。精神障害者保健福祉手帳には2年間の有効期限がある点に注意しましょう。更新手続きは有効期限の3か月前から可能です。
療育手帳の申請手順
ステップ1:掛川市福祉課に申請する
療育手帳の申請は、まず掛川市役所福祉課に相談します。
ステップ2:判定を受ける
- 18歳未満の方:静岡県中央児童相談所または西部児童相談所で判定を受けます
- 18歳以上の方:静岡県知的障害者更生相談所で判定を受けます
判定では、心理検査(知能検査)や日常生活能力の評価が行われます。予約制のため、数週間〜1か月程度の待ち時間が発生することがあります。
ステップ3:必要書類の提出と交付
- 療育手帳交付申請書
- 写真1枚(縦4cm×横3cm)
- マイナンバーが確認できる書類
- 本人確認書類
判定結果に基づいて手帳が交付されます。審査から交付まで1か月〜2か月程度かかるのが一般的です。
申請時に注意すべきポイント|掛川市ならではの情報
障害者手帳の申請をスムーズに進めるために、いくつかの重要なポイントをお伝えします。
代理申請が可能
障害の状態によってご本人が窓口に行くことが難しい場合、ご家族や介護者などが代理で申請することが可能です。代理の場合は、代理人の本人確認書類と委任状が必要になることがあります。事前に福祉課に確認しておきましょう。
診断書の費用助成について
自治体によっては診断書作成費用の一部を助成する制度がありますが、掛川市では現時点で一般的な診断書費用の助成は行っていません。ただし、自立支援医療(精神通院医療)を利用している方は、医療費の自己負担が軽減されている中で診断書を作成してもらえる場合があります。詳細は主治医や病院の事務にご相談ください。
写真の準備について
意外と見落としがちなのが写真の規格です。縦4cm×横3cm、上半身、無帽、正面向き、1年以内に撮影したものが必要です。掛川市役所周辺にはスピード写真機もありますが、障害の状態によっては自宅で撮影した写真でも対応してもらえる場合があります。事前に窓口に確認してみましょう。
マイナンバーカードとの連携
2024年現在、障害者手帳の情報をマイナンバーカードに搭載する取り組みが進んでいます。マイナポータルで障害者手帳の情報を確認できるようになっており、将来的にはカード一枚で各種割引を受けられるようになることが見込まれます。申請時にはマイナンバーの提示を求められますので、あらかじめ準備しておきましょう。
申請から交付までの期間を短くするコツ
審査期間を短縮することは基本的にできませんが、書類の不備をなくすことで余分な時間を避けることは可能です。以下のポイントを意識しましょう。
- 診断書の記載漏れがないか、提出前にしっかり確認する
- 写真のサイズや撮影条件を事前にチェックする
- 窓口に行く前に電話で必要書類を再確認する
- 混雑を避けるため、月初や月末ではなく月の中旬に申請する
障害者手帳を取得するとどんなサービスが受けられる?
掛川市で障害者手帳を取得すると、さまざまな福祉サービスや支援を利用できるようになります。ここでは主なサービスを紹介します。
医療費の助成
掛川市では、重度障害者(身体障害者手帳1級・2級、療育手帳A)の方を対象に医療費助成制度を設けています。保険診療の自己負担分が助成されるため、医療費の負担が大きく軽減されます。
税金の優遇
障害者手帳を取得すると、所得税や住民税の障害者控除を受けることができます。控除額は等級によって異なりますが、一般の障害者控除で所得税27万円、住民税26万円の控除が受けられます。特別障害者(1級・2級など)の場合は、所得税40万円、住民税30万円の控除となります。
公共交通機関の割引
掛川市内を通るJR東海道線や東海道新幹線、バスなどで各種割引を受けられます。
| 交通機関 | 割引内容 | 条件 |
|---|---|---|
| JR(鉄道) | 運賃50%割引 | 第1種障害者は介護者も割引。片道100kmを超える場合は単独でも割引 |
| 路線バス | 運賃50%割引 | 手帳の提示が必要 |
| タクシー | 運賃10%割引 | 手帳の提示が必要 |
| 高速道路 | 通行料50%割引 | 事前登録が必要 |
公共施設の利用料免除・割引
掛川市や静岡県内の公共施設では、障害者手帳を提示することで入場料や利用料が無料または割引になる場合があります。たとえば、掛川城の入場料や掛川花鳥園の入園料が割引になります。お出かけの際はぜひ手帳を持参しましょう。
障害福祉サービスの利用
障害者手帳の取得は、障害福祉サービスの利用にもつながります。具体的には以下のようなサービスがあります。
- 居宅介護(ホームヘルプ):自宅での入浴・排泄・食事などの介護
- 生活介護:日中活動の支援
- 就労継続支援(A型・B型):就労の機会の提供と就労に必要な訓練
- 短期入所(ショートステイ):一時的に施設で介護を受けるサービス
- 補装具費の支給:義肢、車椅子、補聴器などの費用支給
- 日常生活用具の給付:特殊寝台、入浴補助用具などの給付
これらのサービスは手帳の有無だけでなく、障害支援区分の認定が必要な場合もあります。詳しくは掛川市福祉課にご相談ください。
NHK受信料の免除
障害者手帳をお持ちの方は、条件に応じてNHK受信料の全額免除または半額免除が適用されます。世帯全員が住民税非課税の場合は全額免除、世帯主が手帳所持者で一定の等級以上の場合は半額免除となります。
携帯電話料金の割引
NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどの主要キャリアでは、障害者手帳をお持ちの方向けに「ハーティ割引」「スマイルハート割引」などの名称で料金割引プランを提供しています。基本料金が割引になるほか、各種手数料が無料になるケースもあります。
掛川市で利用できるその他の支援制度
障害者手帳に関連して、掛川市で利用できるその他の支援制度も把握しておきましょう。
自立支援医療(更生医療・精神通院医療)
医療費の自己負担を原則1割に軽減する制度です。精神科に通院している方は「精神通院医療」、身体障害者手帳をお持ちで手術等が必要な方は「更生医療」を利用できます。障害者手帳の申請と同時に手続きすることをおすすめします。
特別障害者手当
20歳以上で、日常生活に常時特別な介護を必要とする重度の障害がある方に支給されます。月額28,840円(2024年度)が支給される制度で、所得制限はありますが大きな支援となります。
障害年金
障害者手帳と障害年金は別の制度ですが、関連する重要な支援です。障害年金は、病気やけがで一定の障害状態にある方に支給される年金で、障害基礎年金(1級:月額約8.2万円、2級:月額約6.6万円)が受け取れます。年金事務所や掛川市国民年金課に相談しましょう。
駐車禁止除外指定車標章
身体障害者手帳をお持ちの方で一定の要件を満たす場合、駐車禁止除外指定車標章の交付を受けられます。申請は掛川警察署で行います。通院や買い物の際に大変便利な制度です。
よくある疑問と注意点|掛川市の障害者手帳申請でつまずかないために
実際に申請を進める中で、多くの方が疑問に思うポイントをまとめました。
等級に納得がいかない場合は?
交付された手帳の等級に納得がいかない場合は、不服申立て(審査請求)を行うことができます。また、障害の程度が変わった場合は「再認定」の申請も可能です。主治医と相談のうえ、改めて診断書を取得して申請し直すことも検討しましょう。
手帳を返還する場合は?
障害が改善された場合や、手帳が不要になった場合は、掛川市福祉課に返還届を提出します。手帳の紛失や破損の場合は再交付の申請が可能です。
引っ越しの場合の手続き
掛川市内で転居した場合や、他の市区町村から掛川市に転入した場合は、住所変更の届出が必要です。掛川市から他の市区町村に転出する場合は、転出先の自治体で手続きを行います。
手帳の申請にかかる費用
手帳の交付自体には手数料はかかりません。ただし、医師の診断書作成費用(3,000円〜10,000円程度)と証明写真代(700円〜1,000円程度)は自己負担です。合計で概ね5,000円〜12,000円程度を見込んでおくとよいでしょう。
まとめ|掛川市での障害者手帳申請を確実に進めよう
掛川市での障害者手帳の申請について、ポイントを整理します。
- 障害者手帳は3種類(身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳)があり、対象となる障害が異なります
- 申請窓口は掛川市役所福祉課(電話:0537-21-1219)で、平日の8:30〜17:15に対応しています
- 必要書類は手帳の種類によって異なりますが、診断書・写真・マイナンバー確認書類・本人確認書類が基本です
- 審査期間は概ね1〜2か月です。書類の不備をなくして余計な時間がかからないようにしましょう
- 取得後は医療費助成、税金控除、交通機関割引など多くのサービスを利用できます
- 初めての方は基幹相談支援センターへの事前相談がおすすめです
- 障害年金や自立支援医療など関連制度も合わせて確認し、利用できる支援を最大限活用しましょう
障害者手帳の取得は、よりよい生活を送るための大切な第一歩です。わからないことがあれば一人で悩まず、掛川市の窓口や相談機関にぜひ相談してください。この記事が、あなたの手続きの助けになれば幸いです。
よくある質問(FAQ)
掛川市で障害者手帳を申請するにはどこに行けばいいですか?
掛川市役所の福祉課(障害福祉担当)が申請窓口です。所在地は静岡県掛川市長谷一丁目1番地の1で、電話番号は0537-21-1219です。平日の午前8時30分から午後5時15分まで受付しています。大東支所・大須賀支所でも一部対応可能な場合がありますので、事前にご確認ください。
障害者手帳の申請にはどのくらいの費用がかかりますか?
手帳の交付自体に手数料はかかりません。ただし、医師の診断書作成費用が3,000円〜10,000円程度、証明写真代が700円〜1,000円程度かかります。合計で5,000円〜12,000円程度を見込んでおくとよいでしょう。精神障害者保健福祉手帳の場合、障害年金の証書で申請すれば診断書費用を省くことができます。
障害者手帳の申請から交付までどのくらいの期間がかかりますか?
審査期間はおおむね1か月〜2か月程度です。精神障害者保健福祉手帳の場合は約2か月かかることが一般的です。書類に不備があるとさらに時間がかかるため、提出前に記載漏れがないか確認することが大切です。交付が決定すると掛川市役所から連絡があり、窓口で受け取ります。
本人が窓口に行けない場合、代理で申請できますか?
はい、代理申請が可能です。ご家族や介護者など代理人が申請手続きを行えます。代理の場合は、代理人の本人確認書類が必要です。委任状の要否など詳細は事前に掛川市福祉課に確認しておくことをおすすめします。
精神障害者保健福祉手帳には有効期限がありますか?
はい、精神障害者保健福祉手帳には2年間の有効期限があります。更新手続きは有効期限の3か月前から行うことができます。更新の際にも診断書または障害年金証書の写しが必要になりますので、期限が近づいたら早めに主治医に相談してください。
障害者手帳を取得するとどんなメリットがありますか?
主なメリットとして、医療費の助成、所得税・住民税の障害者控除、JRやバスなどの公共交通機関の割引(最大50%)、公共施設の利用料免除・割引、NHK受信料の免除、携帯電話料金の割引などがあります。また、居宅介護や就労支援などの障害福祉サービスを利用する際にも手帳が役立ちます。
掛川市に引っ越してきた場合、障害者手帳の手続きは必要ですか?
はい、他の市区町村から掛川市に転入された場合は、住所変更の届出が必要です。掛川市役所福祉課で手続きを行ってください。転入届と合わせて行うとスムーズです。手帳そのものは引き続き有効ですが、住所の書き換えが必要になります。
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