【2024年最新】IT系資格一覧|目的別おすすめ資格を完全網羅

最短1分で完了

就労移行支援適性診断
~あなたに合う働き方を見つけよう~

今の悩みや体調に合わせて、あなたに最適な就労サポートの形や、次の一歩を踏み出すためのヒントを診断します。

  1. IT系資格の全体像を把握しよう|3つの分類と選び方
  2. 【国家資格】情報処理技術者試験の資格一覧と難易度
    1. レベル1〜2(初心者・基礎レベル)
    2. レベル3(中級者・応用レベル)
    3. レベル4(上級者・高度レベル)
  3. 【ベンダー資格】クラウド・ネットワーク・データベースの資格一覧
    1. AWS(Amazon Web Services)認定資格
    2. Microsoft Azure認定資格
    3. Google Cloud認定資格
    4. Cisco認定資格(ネットワーク分野)
    5. Oracle認定資格(データベース分野)
  4. 【民間・国際資格】セキュリティ・Linux・PM系の資格一覧
    1. CompTIA認定資格
    2. Linux関連資格
    3. セキュリティ専門資格
    4. プロジェクトマネジメント資格
  5. 【目的別】あなたにおすすめのIT資格ロードマップ
    1. IT未経験から就職・転職したい方
    2. インフラエンジニアを目指す方
    3. 開発エンジニア(プログラマー)を目指す方
    4. セキュリティエンジニアを目指す方
    5. マネジメント・上流工程を目指す方
  6. IT資格の年収への影響と費用対効果
    1. 資格手当の相場
    2. 転職市場での年収差
    3. 受験費用の比較
  7. IT資格の効率的な勉強法と学習リソース
    1. 基本的な学習ステップ
    2. おすすめの学習リソース
    3. 学習時間の目安
    4. 一発合格のためのコツ
  8. 2024年〜2025年に注目すべきIT資格トレンド
    1. AI・機械学習関連資格
    2. ゼロトラストセキュリティ関連
    3. マルチクラウド・ハイブリッドクラウド資格
    4. データエンジニアリング関連
  9. まとめ|IT系資格は戦略的に選んでキャリアアップにつなげよう
  10. よくある質問(FAQ)
    1. IT系資格で初心者におすすめの資格は何ですか?
    2. IT系資格で年収アップに直結するものはどれですか?
    3. IT系資格は独学で合格できますか?
    4. クラウド資格(AWS・Azure・Google Cloud)のうち、どれを取るべきですか?
    5. IT系資格に有効期限はありますか?
    6. 文系出身・IT未経験でもIT資格は取得できますか?
    7. IT資格を複数取得する場合、どの順番で取るべきですか?

IT系資格の全体像を把握しよう|3つの分類と選び方

「IT系の資格を取りたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」——そんな悩みを抱えていませんか?IT業界には国家資格からベンダー資格、民間資格まで100種類以上の資格が存在します。目的やレベルに合わない資格を選んでしまうと、時間もお金も無駄になりかねません。

この記事では、IT系資格を一覧形式で体系的に整理し、目的別・レベル別のおすすめ資格を徹底解説します。「就職・転職に強い資格は?」「年収アップに直結する資格は?」「未経験から取れる資格は?」——そんな疑問にすべてお答えします。この記事を読めば、あなたに最適なIT資格がきっと見つかるはずです。

まず最初に、IT系資格の全体像を理解しましょう。IT系資格は大きく次の3つのカテゴリーに分けられます。

  • 国家資格:経済産業省が認定する情報処理技術者試験など。信頼性が高く、日本国内で幅広く評価される
  • ベンダー資格:AWS、Cisco、Oracle、Microsoftなどの企業が認定する資格。実務で直接役立つスキルを証明できる
  • 民間資格:CompTIA、LPI(Linux)、PMPなど業界団体が認定する資格。国際的な知名度を持つものも多い

資格を選ぶ際に重要なのは、「何のために取るのか」を明確にすることです。就職活動を有利にしたいのか、現場で即戦力になりたいのか、年収アップを目指すのか。目的によって最適な資格は大きく変わります。

また、IT系資格には有効期限があるものとないものがあります。国家資格は基本的に一度取得すれば永久有効ですが、ベンダー資格は2〜3年ごとに更新が必要なケースが多いので注意しましょう。

【国家資格】情報処理技術者試験の資格一覧と難易度

IT系資格の中で最も知名度が高いのが、IPA(情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験です。レベル1からレベル4まで段階的に設定されており、キャリアに合わせてステップアップできる体系になっています。

レベル1〜2(初心者・基礎レベル)

資格名 レベル 合格率 おすすめの対象者
ITパスポート試験 レベル1 約50% IT初心者、全ビジネスパーソン
情報セキュリティマネジメント試験 レベル2 約50〜60% セキュリティの基礎を学びたい方
基本情報技術者試験 レベル2 約25〜40% IT業界を目指す学生・新人エンジニア

ITパスポートはIT系資格の入門として最もおすすめです。2023年度の受験者数は約26万人を超え、非IT職種の方にも人気があります。CBT方式(コンピュータベースのテスト)で随時受験でき、3カ月程度の学習で合格を目指せます。

基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門として位置づけられています。2023年度の試験制度改定により通年受験が可能になり、以前よりも受験しやすくなりました。プログラミングやアルゴリズムの知識が問われるため、しっかりとした学習計画が必要です。

レベル3(中級者・応用レベル)

資格名 レベル 合格率 おすすめの対象者
応用情報技術者試験 レベル3 約20〜25% 実務経験3年以上のエンジニア

応用情報技術者試験は、技術だけでなくマネジメントや経営戦略の知識も問われます。午後試験では記述式の問題が出題されるため、論理的な文章力も求められます。この資格を取得すると、高度試験の午前I試験が2年間免除される特典もあります。

レベル4(上級者・高度レベル)

資格名 合格率 専門分野
ITストラテジスト試験 約15% IT戦略・経営
システムアーキテクト試験 約13〜15% システム設計
プロジェクトマネージャ試験 約14% プロジェクト管理
ネットワークスペシャリスト試験 約14〜15% ネットワーク
データベーススペシャリスト試験 約15〜17% データベース
エンベデッドシステムスペシャリスト試験 約16〜17% 組込みシステム
情報処理安全確保支援士試験 約20% セキュリティ
ITサービスマネージャ試験 約14% サービス運用
システム監査技術者試験 約14% 監査

高度試験は合格率が13〜20%と非常に難関です。なかでも情報処理安全確保支援士は、セキュリティ人材不足を背景に需要が急増しています。合格後に登録すると「登録セキスペ」という名称独占資格を名乗ることができ、国や企業のセキュリティ関連業務で重宝されます。

プロジェクトマネージャ試験は、PM経験者のキャリアアップに直結します。大手SIerでは昇進要件に組み込まれていることも多く、年収アップへの効果が特に高い資格の一つです。

【ベンダー資格】クラウド・ネットワーク・データベースの資格一覧

ベンダー資格は、特定の製品やサービスに関する実践的なスキルを証明できます。近年は特にクラウド関連資格の人気が急上昇しています。

AWS(Amazon Web Services)認定資格

資格名 レベル 推奨経験年数
AWS認定クラウドプラクティショナー 基礎 6カ月
AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 中級 1年
AWS認定デベロッパー – アソシエイト 中級 1年
AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト 中級 1年
AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル 上級 2年以上
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナル 上級 2年以上

AWSは世界のクラウド市場で約31%のシェア(2024年時点)を持つ最大のプロバイダーです。なかでもソリューションアーキテクト – アソシエイトはIT転職市場で最も評価が高いクラウド資格の一つであり、取得者の平均年収は非保有者と比べて約50〜100万円高いというデータもあります。

Microsoft Azure認定資格

資格名 レベル 特徴
Azure Fundamentals(AZ-900) 基礎 クラウドの基礎知識
Azure Administrator Associate(AZ-104) 中級 Azure環境の管理・運用
Azure Solutions Architect Expert(AZ-305) 上級 アーキテクチャ設計
Azure AI Engineer Associate(AI-102) 中級 AI・機械学習ソリューション

Azureは企業のオンプレミスからのクラウド移行案件で特に需要が高く、大企業やエンタープライズ領域での求人が豊富です。Microsoft 365と連携した業務システムの構築案件も増えています。

Google Cloud認定資格

資格名 レベル 特徴
Cloud Digital Leader 基礎 クラウド全般の基礎知識
Associate Cloud Engineer 中級 GCP環境の構築・管理
Professional Cloud Architect 上級 アーキテクチャ設計
Professional Data Engineer 上級 データ処理・分析基盤

Google Cloudはビッグデータ・AI/ML分野に強みがあり、BigQueryやVertex AIなどのサービスが企業に広く採用されています。データエンジニアを目指す方には特におすすめのベンダー資格です。

Cisco認定資格(ネットワーク分野)

資格名 レベル 有効期限
CCST(Cisco Certified Support Technician) エントリー 無期限
CCNA(Cisco Certified Network Associate) アソシエイト 3年
CCNP(Cisco Certified Network Professional) プロフェッショナル 3年
CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert) エキスパート 3年

CCNAはネットワークエンジニアの定番資格です。ネットワークの基礎から、ルーティング、スイッチング、セキュリティまで幅広い知識が身につきます。インフラエンジニアとして転職する際には、基本情報技術者とCCNAのダブル取得が非常に効果的です。

Oracle認定資格(データベース分野)

資格名 レベル 特徴
Oracle Database Bronze(廃止→Silver相当に統合) 基礎 DB管理の基本
Oracle Database Silver 中級 DB管理・運用
Oracle Database Gold 上級 高度なDB管理
Oracle Database Platinum 最上級 実技試験あり
Oracle認定Javaプログラマ(OCJP) 中級 Java開発スキルの証明

Oracle Databaseは金融機関や官公庁などミッションクリティカルなシステムで今でも広く利用されています。Java関連ではOCJP SilverがJavaプログラマの基礎力を示す人気資格です。

【民間・国際資格】セキュリティ・Linux・PM系の資格一覧

ベンダーに依存しない汎用的なスキルを証明できるのが、業界団体が認定する民間資格や国際資格です。グローバルに通用するため、外資系企業への転職やリモートワークで海外案件に携わりたい方に特におすすめです。

CompTIA認定資格

資格名 分野 対象レベル
CompTIA IT Fundamentals(ITF+) IT基礎 初心者
CompTIA A+ ハードウェア・OS 初級〜中級
CompTIA Network+ ネットワーク 中級
CompTIA Security+ セキュリティ 中級
CompTIA CySA+ サイバーセキュリティ分析 上級
CompTIA PenTest+ ペネトレーションテスト 上級

CompTIA Security+は、米国国防総省が求めるベースラインの情報セキュリティ資格として認められています。日本でも外資系企業やグローバル企業で高い評価を受けており、世界中で約70万人以上が取得しています。

Linux関連資格

資格名 認定団体 特徴
LinuC レベル1 LPI-Japan 日本独自のLinux資格(基礎)
LinuC レベル2 LPI-Japan Linuxサーバ構築・運用
LinuC レベル3 LPI-Japan エンタープライズ環境(3分野)
LPIC-1 LPI 国際的なLinux資格(基礎)
LPIC-2 LPI 上級サーバ管理
LPIC-3 LPI エキスパートレベル

Linuxはクラウドインフラの90%以上で採用されているOSです。日本国内であればLinuCが主流ですが、海外でのキャリアを視野に入れるなら国際資格のLPICを選ぶのがよいでしょう。

セキュリティ専門資格

資格名 認定団体 特徴・難易度
CISSP (ISC)² セキュリティの最高峰。実務経験5年必要
CEH(認定ホワイトハッカー) EC-Council 倫理的ハッキングの国際資格
SSCP (ISC)² CISSPの入門版。実務経験1年必要

CISSPはセキュリティ分野で世界最高峰の資格です。取得者は世界で約16万人、日本では約4,000人と希少価値が非常に高く、CISSP保有者の平均年収は800〜1,200万円とも言われています。

プロジェクトマネジメント資格

資格名 認定団体 特徴
PMP(Project Management Professional) PMI 世界標準のPM資格。35時間の研修+実務経験必要
CAPM PMI PMPの入門版。学生・経験が浅い方向け

PMPは世界200カ国以上で認められるプロジェクトマネジメントの国際資格です。IT業界だけでなく建設・製造・コンサルティングなど幅広い業界で評価されます。取得には実務経験と35時間の公式研修が必要ですが、その分キャリアへのインパクトは非常に大きいです。

【目的別】あなたにおすすめのIT資格ロードマップ

ここまでIT系資格を一覧で紹介してきましたが、「結局どれを取ればいいの?」と思った方も多いのではないでしょうか。ここでは目的別のおすすめ資格ロードマップを具体的にご紹介します。

IT未経験から就職・転職したい方

  1. STEP1:ITパスポート(IT基礎知識の習得、1〜2カ月)
  2. STEP2:基本情報技術者試験(エンジニアとしての基礎力証明、3〜6カ月)
  3. STEP3:志望分野の入門資格(CCNA、AWS CLF、LinuCなど、2〜3カ月)

IT未経験からの転職では、基本情報技術者試験が最もコスパの高い資格です。求人票の応募条件に「基本情報技術者またはそれに相当する資格」と明記されていることが多く、書類選考の通過率が格段に上がります。

インフラエンジニアを目指す方

  1. STEP1:基本情報技術者試験+LinuC レベル1
  2. STEP2:CCNA+AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト
  3. STEP3:応用情報技術者試験+AWS認定プロフェッショナル

インフラ分野では、Linux+ネットワーク+クラウドの3本柱が理想的な資格構成です。特にAWSとCCNAのダブル保有者は転職市場で引く手あまたの状態が続いています。

開発エンジニア(プログラマー)を目指す方

  1. STEP1:基本情報技術者試験+使用言語の認定資格(OCJP、Python3エンジニア認定など)
  2. STEP2:応用情報技術者試験+クラウド基礎資格
  3. STEP3:データベーススペシャリスト or システムアーキテクト

開発系エンジニアの場合、資格よりもポートフォリオ(成果物)が重視される傾向があります。ただし、基本情報技術者や応用情報技術者はコンピュータサイエンスの基礎知識を体系的に学べるため、取得する価値は十分にあります。

セキュリティエンジニアを目指す方

  1. STEP1:情報セキュリティマネジメント+CompTIA Security+
  2. STEP2:情報処理安全確保支援士
  3. STEP3:CISSP or CEH

セキュリティ人材は圧倒的に不足しており、経済産業省の試算では2030年に約19万人が不足すると予測されています。需要と供給のギャップが大きいため、セキュリティ資格は年収アップに最も直結しやすい分野の一つです。

マネジメント・上流工程を目指す方

  1. STEP1:応用情報技術者試験
  2. STEP2:プロジェクトマネージャ試験 or PMP
  3. STEP3:ITストラテジスト or システムアーキテクト

PM系の資格は35歳以降のキャリアアップで特に重要になります。技術一本では限界を感じ始めた方にとって、マネジメント資格はキャリアの幅を大きく広げてくれる武器になるでしょう。

IT資格の年収への影響と費用対効果

IT資格を取得することで、実際にどの程度年収に影響があるのでしょうか。ここでは具体的なデータに基づいて費用対効果を分析します。

資格手当の相場

多くのIT企業では資格取得者に対して資格手当や一時金を支給しています。大手SIerやIT企業での一般的な相場は以下の通りです。

資格 月額手当の相場 一時金の相場
ITパスポート 3,000〜5,000円 1〜3万円
基本情報技術者 5,000〜15,000円 3〜10万円
応用情報技術者 10,000〜20,000円 5〜15万円
高度試験(レベル4) 15,000〜30,000円 10〜30万円
AWS SAA(アソシエイト) 10,000〜20,000円 5〜15万円
CCNA 5,000〜15,000円 3〜10万円

例えば、基本情報技術者で月額1万円の手当がつく場合、年間で12万円の収入増になります。受験料は7,500円、参考書代を含めても1〜2万円程度の投資で済むため、費用対効果は抜群です。

転職市場での年収差

転職サイトの求人データを分析すると、IT資格の有無で提示年収に明確な差が見られます。

  • 基本情報技術者保有者の平均提示年収:約400〜500万円
  • AWS認定ソリューションアーキテクト保有者:約550〜750万円
  • CISSP保有者:約800〜1,200万円
  • PMP保有者:約600〜900万円

もちろん、資格だけで年収が決まるわけではありません。しかし、同程度の実務経験を持つ候補者が並んだとき、資格の有無が採用の決め手になるケースは非常に多いです。

受験費用の比較

資格取得にかかる費用も考慮すべき重要なポイントです。

資格カテゴリー 受験料の目安
情報処理技術者試験(全区分共通) 7,500円(税込)
AWS認定資格(アソシエイト) 約16,500円(150 USD)
CCNA 約42,900円(330 USD)
CISSP 約100,000円(749 USD)
PMP 約72,000円(会員)〜約97,000円(非会員)

国家資格は受験料が全区分一律7,500円と非常にリーズナブルです。一方でベンダー資格は数万円、上位の国際資格になると10万円近くかかるものもあります。費用面で不安がある場合は、まず国家資格から始めるのが合理的です。

IT資格の効率的な勉強法と学習リソース

IT資格を効率的に取得するためには、正しい学習方法を知ることが重要です。ここでは、多くの合格者が実践している勉強法をご紹介します。

基本的な学習ステップ

  1. 全体像の把握(1週間):参考書をざっと一読し、試験範囲と出題傾向を理解する
  2. インプット学習(2〜4週間):参考書や動画教材で知識を体系的にインプットする
  3. アウトプット学習(2〜4週間):過去問や模擬試験を繰り返し解く
  4. 弱点補強(1〜2週間):間違えた問題を中心に復習する
  5. 直前対策(1週間):本番形式で時間を計って模擬試験を実施する

おすすめの学習リソース

  • 書籍:「キタミ式」シリーズ(基本情報・応用情報)、「徹底攻略」シリーズ(各種ベンダー資格)
  • オンライン学習:Udemy(セール時は1,500円〜で高品質な講座を受講可能)、AWS Skill Builder
  • 過去問サイト:過去問道場(情報処理技術者試験)、Ping-t(CCNA・LinuC)
  • ハンズオン環境:AWS無料利用枠、VirtualBox + Linux仮想環境

学習時間の目安

資格 IT未経験者 IT経験者
ITパスポート 100〜150時間 50〜80時間
基本情報技術者 200〜300時間 100〜150時間
応用情報技術者 400〜500時間 200〜300時間
AWS SAA 150〜200時間 80〜120時間
CCNA 200〜300時間 100〜200時間

通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を活用することで、働きながらでも十分に合格を目指せます。スマートフォンアプリで過去問を解く習慣をつけると、1日あたり30分〜1時間の学習時間を確保しやすくなります。

一発合格のためのコツ

  • 試験日を先に決めてから学習計画を立てる(締め切り効果を活用)
  • 過去問は最低3周は繰り返す
  • 間違えた問題は「なぜ間違えたか」を必ずメモする
  • 試験1週間前は新しい知識のインプットより復習を優先する
  • SNSや勉強コミュニティで学習仲間を作り、モチベーションを維持する

2024年〜2025年に注目すべきIT資格トレンド

IT業界は技術の進化が速く、求められるスキルも年々変化しています。今後特に価値が高まると予想されるIT資格のトレンドを解説します。

AI・機械学習関連資格

ChatGPTの登場以降、AI・機械学習分野の需要は爆発的に増加しています。注目の資格は以下の通りです。

  • AWS認定機械学習 – スペシャリティ:AWS上でのML環境構築スキルを証明
  • Google Cloud Professional Machine Learning Engineer:GCP上でのMLモデル構築
  • Azure AI Engineer Associate:Azure AIサービスの活用スキル
  • G検定・E資格(日本ディープラーニング協会):ディープラーニングの知識・実装力
  • Python 3 エンジニア認定データ分析試験:Pythonでのデータ分析スキル

G検定はAIリテラシーを証明する資格として、エンジニアだけでなく企画職や営業職にも人気が急上昇中です。2023年の受験者数は過去最高を記録しました。

ゼロトラストセキュリティ関連

リモートワークの普及に伴い、従来の境界型セキュリティからゼロトラストモデルへの移行が加速しています。この流れに対応するセキュリティ資格の需要は今後さらに高まるでしょう。

  • 情報処理安全確保支援士
  • CISSP
  • CompTIA Security+
  • CompTIA CySA+

マルチクラウド・ハイブリッドクラウド資格

企業のクラウド戦略がマルチクラウド化(複数のクラウドサービスを併用)する傾向にあり、AWS、Azure、Google Cloudの複数資格を持つ人材の市場価値が急上昇しています。2つ以上のクラウド基礎資格を保有する「マルチクラウドエンジニア」は、転職市場で非常に有利なポジションを確保できます。

データエンジニアリング関連

DX推進に伴い、データの収集・加工・分析基盤を構築できるデータエンジニアの需要も急増しています。

  • Google Cloud Professional Data Engineer
  • AWS認定データエンジニア – アソシエイト(2024年新設)
  • Snowflake認定資格
  • dbt認定アナリティクスエンジニアリング

これらの新しい資格は、今のうちに取得しておくことで先行者利益を得られる可能性が高いです。

まとめ|IT系資格は戦略的に選んでキャリアアップにつなげよう

IT系資格は非常に種類が多く、一覧で見ると圧倒されるかもしれません。しかし、重要なのはすべてを取ることではなく、自分の目的に合った資格を戦略的に選ぶことです。最後に、この記事の要点を整理します。

  • IT系資格は国家資格・ベンダー資格・民間資格の3カテゴリーに大別される
  • 国家資格は受験料が安く永久有効で、初心者のスタートに最適
  • ベンダー資格は実務直結型で、AWS・Azure・Google Cloudのクラウド資格が特に人気
  • セキュリティ分野は人材不足が深刻で、資格取得による年収アップ効果が大きい
  • 学習は過去問の反復が最も効果的。最低3周は繰り返す
  • AI・機械学習、マルチクラウド、データエンジニアリングが今後のトレンド
  • 資格は目的ではなくキャリアアップの手段。実務経験との掛け合わせが最も重要

まずは自分のキャリアゴールを明確にし、この記事で紹介した資格一覧の中から最適な一つを選んでみてください。今日から第一歩を踏み出すことが、将来の大きなキャリアアップにつながります。

よくある質問(FAQ)

IT系資格で初心者におすすめの資格は何ですか?

IT初心者にはまず「ITパスポート試験」がおすすめです。合格率は約50%で、IT全般の基礎知識を体系的に学べます。その後、ITエンジニアを目指すなら「基本情報技術者試験」にステップアップするのが王道ルートです。CBT方式で随時受験できるため、自分のペースで学習を進められる点もメリットです。

IT系資格で年収アップに直結するものはどれですか?

年収アップ効果が特に高いIT資格としては、AWS認定ソリューションアーキテクト(平均年収550〜750万円)、CISSP(平均年収800〜1,200万円)、PMP(平均年収600〜900万円)が挙げられます。また、情報処理技術者試験の高度区分(プロジェクトマネージャなど)も大手SIerでは昇進要件になっていることが多く、月額15,000〜30,000円の資格手当が支給される企業もあります。

IT系資格は独学で合格できますか?

多くのIT資格は独学で合格可能です。ITパスポートは1〜2カ月(100〜150時間)、基本情報技術者は3〜6カ月(200〜300時間)が学習期間の目安です。参考書、過去問サイト(過去問道場など)、Udemyの動画講座を組み合わせれば、スクールに通わなくても効率的に学習できます。ただし、CISSPやPMPなど実務経験が受験要件になっている資格は、独学だけでなく実務での知識の蓄積が必要です。

クラウド資格(AWS・Azure・Google Cloud)のうち、どれを取るべきですか?

迷ったらまずAWS認定資格がおすすめです。AWSは世界のクラウド市場で約31%のトップシェアを持ち、求人数も最も多いためです。ただし、勤務先や転職先でAzureやGoogle Cloudを使っている場合は、その環境に合わせた資格を選ぶのが合理的です。将来的にはマルチクラウド対応が求められるため、余裕があれば複数のクラウド資格を取得すると市場価値が大きく高まります。

IT系資格に有効期限はありますか?

国家資格(情報処理技術者試験)は基本的に一度取得すれば永久有効です。ただし、情報処理安全確保支援士は登録を維持するために定期的な講習が必要です。一方、ベンダー資格の多くには有効期限があり、AWS認定資格は3年、CCNA・CCNPは3年で更新が必要です。更新には再受験または上位資格の取得が求められるため、維持コストも考慮して資格選びをすることが大切です。

文系出身・IT未経験でもIT資格は取得できますか?

はい、文系出身・IT未経験でも十分に取得できます。実際にITパスポート試験の受験者の多くは非IT職種の社会人や文系学生です。基本情報技術者試験も、2023年の制度改定で科目A・科目Bに分かれ、以前よりも学習しやすくなりました。まずはITパスポートからスタートし、段階的にレベルを上げていくことで、文系出身でもIT業界への転職を実現している方は数多くいます。

IT資格を複数取得する場合、どの順番で取るべきですか?

基本的には①国家資格(基本情報技術者)→②志望分野の入門ベンダー資格(CCNA、AWS CLF、LinuCなど)→③応用情報技術者→④専門分野の上位資格の順がおすすめです。国家資格でIT全般の基礎固めをしてからベンダー資格で実践力をつける流れが最も効率的です。ただし、転職を急ぐ場合は、求人で求められている資格を優先的に取得するのが実践的な戦略です。

タイトルとURLをコピーしました