IT事務の仕事内容とは?未経験でもわかる業務・年収・将来性

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  1. IT事務とは?一般事務との違いを明確に解説
  2. IT事務の定義と一般事務との3つの決定的な違い
    1. 違い①:扱うツールや技術の範囲
    2. 違い②:業界特有の専門用語への理解
    3. 違い③:キャリアの発展性
  3. IT事務の具体的な仕事内容を8つの業務で徹底解説
    1. 業務①:データ入力・管理
    2. 業務②:ドキュメント作成・管理
    3. 業務③:プロジェクトの進捗管理サポート
    4. 業務④:社内ヘルプデスク・ITサポート
    5. 業務⑤:アカウント管理・セキュリティ関連業務
    6. 業務⑥:見積書・請求書の作成と経理補助
    7. 業務⑦:会議の調整・コミュニケーション支援
    8. 業務⑧:簡単なデータ分析・レポート作成
  4. IT事務に必要なスキルと資格を優先度別に整理
    1. 【必須レベル】最低限必要なスキル
    2. 【推奨レベル】あると有利なスキル
    3. 【差別化レベル】他の候補者と差がつくスキル
    4. おすすめの資格
  5. IT事務の年収相場とキャリア別の収入推移
    1. 経験年数別の年収目安
    2. 年収を上げるための3つのポイント
  6. IT事務の1日のスケジュール【現場のリアル】
    1. IT企業のプロジェクト管理補助担当の場合
  7. 未経験からIT事務に転職する5つのステップ
    1. ステップ1:ITパスポートを取得する(1〜2ヶ月)
    2. ステップ2:Excel中級スキルを身につける(2週間〜1ヶ月)
    3. ステップ3:プロジェクト管理ツールに触れてみる(1〜2週間)
    4. ステップ4:IT事務に強い転職エージェントを活用する
    5. ステップ5:志望動機に「IT業界への成長意欲」を込める
  8. IT事務の将来性と5つのキャリアパス
    1. IT事務の将来性が明るい3つの理由
    2. IT事務から広がる5つのキャリアパス
  9. IT事務で知っておくべきIT業界の基礎知識
    1. システム開発の基本的な流れ
    2. よく出てくるIT用語10選
  10. IT事務に向いている人の特徴と適性チェック
    1. IT事務に向いている人の7つの特徴
    2. 逆にIT事務に向いていないケース
  11. まとめ:IT事務の仕事内容を理解してキャリアの第一歩を踏み出そう
  12. よくある質問(FAQ)
    1. IT事務と一般事務の違いは何ですか?
    2. IT事務は未経験でも転職できますか?
    3. IT事務の年収はどれくらいですか?
    4. IT事務に必要な資格はありますか?
    5. IT事務の将来性はありますか?AIに仕事を奪われませんか?
    6. IT事務からどのようなキャリアアップができますか?
    7. IT事務でリモートワークはできますか?

IT事務とは?一般事務との違いを明確に解説

「IT事務って普通の事務と何が違うの?」と疑問に思っていませんか。IT業界に興味はあるけれど、エンジニアほど技術的な仕事はハードルが高い。そんな方にとって、IT事務は非常に魅力的な選択肢です。

しかし、IT事務の仕事内容は求人情報だけではなかなか見えてきません。実際の業務範囲やスキル要件、キャリアパスまで理解しておかないと、入社後にギャップを感じてしまうこともあります。

この記事では、IT事務の仕事内容を現場目線で徹底的に解説します。未経験からの転職方法、年収相場、将来性まで網羅していますので、ぜひ最後までお読みください。

IT事務の定義と一般事務との3つの決定的な違い

IT事務とは、IT企業やシステム開発の現場で事務業務を担当する職種です。一般事務のスキルに加えて、ITに関する基礎的な知識やツールの操作力が求められます。

一般事務との違いを具体的に見ていきましょう。

違い①:扱うツールや技術の範囲

一般事務ではWordやExcelといったOfficeソフトが中心です。一方、IT事務ではそれに加えて、以下のようなツールを使う場面があります。

  • プロジェクト管理ツール(Backlog、Jira、Redmineなど)
  • コミュニケーションツール(Slack、Microsoft Teams、Chatworkなど)
  • クラウドサービス(Google Workspace、AWS管理コンソールなど)
  • バージョン管理ツール(GitHubの基本操作)
  • BIツール(Tableauなど)やデータベース操作の初歩

これらのツールは最初から全てを使いこなす必要はありません。入社後にOJTで覚えるケースがほとんどです。

違い②:業界特有の専門用語への理解

IT事務では日常的にIT用語が飛び交います。「要件定義」「テスト工程」「デプロイ」「API」「SaaS」といった言葉の意味を理解しておくと、業務がスムーズに進みます。

一般事務では業界知識がそこまで求められないことも多いですが、IT事務ではエンジニアやプロジェクトマネージャーとの連携が密になるため、基本用語の理解が不可欠です。

違い③:キャリアの発展性

一般事務は長く続けてもスキルの幅が広がりにくいという課題があります。しかしIT事務は、業務を通じてITスキルが自然と身につくため、ITサポート、社内SE、プロジェクトアシスタントなど多方面へのキャリアアップが可能です。

比較項目 一般事務 IT事務
主な使用ツール Word、Excel、PowerPoint 上記+プロジェクト管理ツール、Slack等
必要な業界知識 特になし IT基礎用語の理解
平均年収 約300〜350万円 約320〜420万円
キャリアパス 限定的 IT職種への発展が可能
将来性 AI代替リスクあり IT需要拡大で安定的

IT事務の具体的な仕事内容を8つの業務で徹底解説

IT事務の仕事内容は企業や配属先によって異なりますが、代表的な業務を8つに分類して詳しく解説します。

業務①:データ入力・管理

顧客情報、契約データ、プロジェクトの進捗情報などをシステムやExcelに入力・管理します。単純なデータ入力だけでなく、データの整合性チェックや集計作業も含まれます。

IT企業では扱うデータ量が膨大になることも多く、ExcelのVLOOKUP関数やピボットテーブルが使えると重宝されます。最近ではGoogleスプレッドシートでの共同編集も一般的です。

業務②:ドキュメント作成・管理

IT事務ならではの特徴的な業務です。具体的には以下のような書類を作成・管理します。

  • 議事録の作成(開発会議、要件定義ミーティングなど)
  • マニュアル・手順書の整備
  • テスト仕様書の補助作成
  • 納品書・検収書の作成
  • プロジェクト報告書のフォーマット管理

特に議事録作成では、技術的な内容を正確に記録する力が求められます。エンジニア同士の会話を聞き取り、要点をまとめるスキルは非常に重宝されます。

業務③:プロジェクトの進捗管理サポート

IT事務の中でもやりがいの大きい業務の一つです。プロジェクトマネージャー(PM)の指示のもと、以下のような作業を行います。

  • タスクの進捗状況の集計と可視化
  • スケジュール表の更新
  • 課題管理表のメンテナンス
  • リソース(人員)配置表の作成補助

BacklogやJiraなどのプロジェクト管理ツールを使って、チケット(タスク)のステータスを確認・更新することもあります。この業務を通じて、プロジェクトマネジメントの基礎が身につきます。

業務④:社内ヘルプデスク・ITサポート

社員からのIT関連の問い合わせに対応する業務です。「パソコンが動かない」「VPNに接続できない」「新しいソフトのインストール方法がわからない」といった質問に回答します。

本格的なシステム障害対応はエンジニアの仕事ですが、一次対応としてヒアリングや簡単なトラブルシューティングを担当することが多いです。この経験はITサポート職へのキャリアアップにも直結します。

業務⑤:アカウント管理・セキュリティ関連業務

社員の入退社に伴うアカウントの作成・削除、アクセス権限の設定・変更を行います。具体的には以下のような作業です。

  • メールアカウントの発行・停止
  • 各種SaaSサービスのユーザー登録・削除
  • PCやスマートフォンの資産管理
  • セキュリティソフトの更新状況確認
  • ライセンス管理と更新手続き

情報セキュリティへの意識が高まる中、この業務の重要性は年々増しています。正確さと慎重さが求められる業務です。

業務⑥:見積書・請求書の作成と経理補助

IT企業特有の料金体系(月額課金、工数ベースの見積もり、ライセンス費用など)に基づいた見積書・請求書を作成します。

一般的な事務と異なるのは、人月単価やSES契約、ライセンスの年間契約といったIT業界独自の商慣習を理解する必要がある点です。最初は戸惑うかもしれませんが、パターンを覚えれば効率的にこなせるようになります。

業務⑦:会議の調整・コミュニケーション支援

IT開発プロジェクトでは社内外の関係者が多く、会議の日程調整やオンライン会議の設定が頻繁に発生します。

  • ZoomやTeamsでのオンライン会議のセッティング
  • 会議室の予約管理
  • 参加者への事前資料の配布
  • 海外拠点との時差を考慮したスケジュール調整

特にリモートワークが普及した現在、オンライン会議ツールの操作に慣れていることは大きなアドバンテージになります。

業務⑧:簡単なデータ分析・レポート作成

近年、IT事務に求められる業務として増えているのがデータ分析の補助です。Excelやスプレッドシートを使った売上データの集計、グラフ作成、KPI(重要業績評価指標)のレポート作成などを行います。

SQLを使って社内データベースから必要なデータを抽出できると、さらに評価が高まります。SQLの基本操作は独学でも1〜2ヶ月で習得可能なので、スキルアップの第一歩としてもおすすめです。

IT事務に必要なスキルと資格を優先度別に整理

IT事務として活躍するために必要なスキルを、優先度別に整理しました。全てを最初から持っている必要はありません。段階的に習得していくイメージで読んでください。

【必須レベル】最低限必要なスキル

  • 基本的なPCスキル:タイピング速度、Officeソフトの操作
  • コミュニケーション能力:エンジニアとの連携に不可欠
  • 正確性と注意力:データ管理やアカウント管理で必須
  • ビジネスマナー:メール対応、電話対応の基本

【推奨レベル】あると有利なスキル

  • Excelの中級スキル:VLOOKUP、IF関数、ピボットテーブル
  • IT基礎知識:ネットワーク、セキュリティ、OS等の基本概念
  • プロジェクト管理ツールの使用経験:Backlog、Jira等
  • タスク管理能力:複数の業務を並行して進める力

【差別化レベル】他の候補者と差がつくスキル

  • SQLの基本操作:データ抽出・集計ができるレベル
  • VBA/マクロ:業務効率化の提案ができる
  • 英語力:海外ベンダーとのやり取りに対応できる
  • RPA(業務自動化)の知識:UiPath等の基本操作

おすすめの資格

IT事務への転職や業務で役立つ資格を紹介します。

資格名 難易度 取得期間目安 おすすめ度
ITパスポート ★☆☆ 1〜2ヶ月 ◎(最もおすすめ)
MOS(Excel) ★☆☆ 1ヶ月
基本情報技術者試験 ★★☆ 3〜6ヶ月
日商簿記3級 ★☆☆ 2〜3ヶ月 ○(経理補助に有効)
CompTIA IT Fundamentals ★☆☆ 1〜2ヶ月

特にITパスポートは、IT業界で働くための基礎知識を体系的に学べる国家資格です。合格率は約50%で、IT未経験者にとって最初の一歩として最適です。

IT事務の年収相場とキャリア別の収入推移

IT事務を目指す方にとって、年収は気になるポイントの一つでしょう。ここでは経験年数やスキルレベル別の年収相場をお伝えします。

経験年数別の年収目安

経験年数 年収目安 主な業務レベル
未経験〜1年目 280〜330万円 基本的なデータ入力・書類作成
2〜3年目 330〜380万円 進捗管理補助、ヘルプデスク対応
4〜5年目 380〜450万円 PMアシスタント、データ分析補助
6年目以降 420〜550万円 チームリーダー、業務改善提案

一般事務の平均年収が約320万円であることを考えると、IT事務は同じ事務職でも収入面で優位性があります。特に4年目以降、スキルの幅が広がるにつれて年収アップの可能性が高まります。

年収を上げるための3つのポイント

ポイント1:ExcelやSQLなどのテクニカルスキルを磨く

データ分析や業務自動化ができるIT事務は希少価値が高く、年収交渉で有利になります。

ポイント2:大手IT企業やWeb系企業を狙う

企業規模が大きいほど給与水準は高くなる傾向があります。特にWeb系企業やSaaS企業は成長産業のため、待遇が良いケースが多いです。

ポイント3:正社員登用を目指す

派遣や契約社員からスタートする場合でも、実績を積めば正社員登用のチャンスがあります。正社員になることで年収が50〜100万円アップするケースも珍しくありません。

IT事務の1日のスケジュール【現場のリアル】

IT事務の仕事内容をイメージしやすくするために、一般的な1日のスケジュールを紹介します。

IT企業のプロジェクト管理補助担当の場合

時間 業務内容
9:00〜9:15 メール・Slackの確認、当日のタスク整理
9:15〜9:30 朝会(デイリースタンドアップ)に参加し議事録作成
9:30〜11:00 プロジェクト進捗データの集計・レポート作成
11:00〜12:00 見積書・請求書の作成、契約関連の書類整理
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜14:00 クライアントとの定例会議の準備・議事録作成
14:00〜15:30 社内ヘルプデスク対応、アカウント管理業務
15:30〜17:00 各種ドキュメントの更新、データ入力業務
17:00〜17:30 翌日のタスク確認、日報作成
17:30 退勤

IT事務は比較的残業が少ない職種です。月平均の残業時間は10〜20時間程度が一般的で、ワークライフバランスを重視する方にも向いています。

また、リモートワークを導入しているIT企業も多く、週2〜3日在宅勤務というケースも増えています。通勤時間の削減や柔軟な働き方を実現できるのも、IT事務の大きな魅力です。

未経験からIT事務に転職する5つのステップ

IT事務は未経験からでも十分に挑戦できる職種です。ここでは、転職成功のための具体的なステップを解説します。

ステップ1:ITパスポートを取得する(1〜2ヶ月)

まずはIT業界の共通言語を身につけましょう。ITパスポートの学習を通じて、テクノロジー、マネジメント、ストラテジーの基礎が体系的に学べます。

教材は市販のテキスト1冊と過去問サイトの活用で十分です。費用は受験料5,700円とテキスト代の2,000円程度で始められます。

ステップ2:Excel中級スキルを身につける(2週間〜1ヶ月)

IT事務の仕事内容で最も使用頻度が高いのがExcelです。以下の関数・機能は必ず使えるようにしておきましょう。

  • VLOOKUP関数・XLOOKUP関数
  • IF関数・COUNTIF関数・SUMIF関数
  • ピボットテーブル
  • 条件付き書式
  • グラフ作成

YouTubeの無料動画やUdemyのオンライン講座を活用すれば、効率的に学習できます。

ステップ3:プロジェクト管理ツールに触れてみる(1〜2週間)

Backlog、Trello、Notionなどは無料プランで個人利用が可能です。実際にプロジェクトを作成し、タスクの登録や進捗管理を体験してみましょう。

面接で「個人的にBacklogを使ってタスク管理をしています」と言えるだけで、IT事務への意欲をアピールできます。

ステップ4:IT事務に強い転職エージェントを活用する

IT業界に特化した転職エージェントを利用すると、非公開求人を紹介してもらえる可能性があります。一般的な転職サイトだけでなく、IT専門のエージェントを併用するのがおすすめです。

また、派遣会社経由でIT事務のポジションを探す方法も有効です。派遣は未経験者を受け入れやすい傾向があり、まずは経験を積みたい方に向いています。

ステップ5:志望動機に「IT業界への成長意欲」を込める

面接では「なぜIT事務なのか」を明確に伝えることが重要です。単に「事務がやりたい」ではなく、以下のような動機を含めると好印象です。

  • IT業界の成長性に魅力を感じている
  • 事務スキルを活かしつつ、IT知識を身につけたい
  • 将来的にITスキルを活かしたキャリアアップを目指している
  • プロジェクトに貢献できるポジションで働きたい

IT事務の将来性と5つのキャリアパス

IT事務は単なる事務職にとどまらず、多様なキャリアパスが開かれています。将来性を含めて詳しく見ていきましょう。

IT事務の将来性が明るい3つの理由

理由1:IT業界の人材需要は拡大し続けている

経済産業省の調査によると、2030年にはIT人材が最大で約79万人不足すると予測されています。エンジニアだけでなく、IT事務を含むバックオフィス人材の需要も高まっています。

理由2:DX推進で非IT企業にもIT事務ニーズが増加

DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、製造業、金融業、小売業などあらゆる業界でIT人材が求められています。IT事務の活躍の場はIT企業だけに限りません。

理由3:AIに代替されにくい業務を含む

IT事務の業務にはコミュニケーション調整、状況判断を伴うサポート、臨機応変な対応が含まれます。これらは現時点でAIが完全に代替することが難しい領域です。ただし、単純なデータ入力はAI化が進む可能性があるため、スキルアップは継続的に行いましょう。

IT事務から広がる5つのキャリアパス

キャリアパス1:ITサポート・ヘルプデスク

IT事務で培ったITの基礎知識とコミュニケーション力を活かし、より専門的なサポート業務に移行できます。年収は350〜500万円が目安です。

キャリアパス2:社内SE(社内情報システム担当)

アカウント管理やIT資産管理の経験を発展させ、社内システムの運用・管理を担当します。プログラミングスキルは不要なケースも多く、IT事務からの自然なステップアップ先です。

キャリアパス3:プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)

プロジェクト進捗管理の経験を活かし、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)として複数プロジェクトの管理支援を行います。年収は400〜700万円と大幅なアップが見込めます。

キャリアパス4:データアナリスト

データ集計やレポート作成の経験をベースに、SQLやBIツールのスキルを磨くことでデータアナリストへの転身が可能です。近年、最も需要が高い職種の一つです。

キャリアパス5:IT事務のスペシャリスト・チームリーダー

IT事務としての専門性を極め、チームをまとめるリーダーポジションを目指す道もあります。業務改善や効率化を主導できる人材は、どの企業でも高く評価されます。

IT事務で知っておくべきIT業界の基礎知識

IT事務として働く上で、最低限知っておきたいIT業界の基礎知識をまとめました。面接対策としても活用できます。

システム開発の基本的な流れ

IT事務ではシステム開発プロジェクトに関わることが多いため、開発の流れを理解しておくと業務がスムーズになります。

  1. 要件定義:クライアントのニーズを明確化する工程
  2. 基本設計:システム全体の構成を決める工程
  3. 詳細設計:プログラムレベルの設計を行う工程
  4. 開発(実装):実際にプログラムを書く工程
  5. テスト:バグがないか確認する工程
  6. リリース(本番稼働):システムを実際に使い始める工程
  7. 運用・保守:稼働後のメンテナンスを行う工程

この流れは「ウォーターフォール型」と呼ばれる開発手法です。最近では「アジャイル型」という短期間で開発とテストを繰り返す手法も主流になっています。

よく出てくるIT用語10選

用語 意味
SaaS(サース) インターネット経由で利用するソフトウェアサービス
オンプレミス 自社サーバーにシステムを構築する方式
クラウド インターネット上のサーバーを利用する方式
API 異なるソフトウェア同士を連携させる仕組み
SES エンジニアを客先に派遣する契約形態
工数(人月) 作業量を「人数×月数」で表す単位
リリース 開発したシステムを本番環境に公開すること
バグ プログラムの不具合・エラー
インフラ サーバーやネットワークなどの基盤
UI/UX ユーザーが見る画面デザインと使い心地

これらの用語は日常会話やメールで頻繁に登場します。意味を覚えておくだけで、業務の理解度が大幅に向上します。

IT事務に向いている人の特徴と適性チェック

IT事務に向いている人には共通する特徴があります。自分に適性があるかチェックしてみましょう。

IT事務に向いている人の7つの特徴

  • 細かい作業が苦にならない:データ管理やアカウント管理には正確性が不可欠
  • 新しいツールに抵抗がない:IT業界では頻繁に新しいツールが導入される
  • 人のサポートにやりがいを感じる:エンジニアやPMを支える縁の下の力持ち
  • 論理的に考えることが好き:業務改善や効率化の提案に役立つ
  • 学習意欲がある:IT知識を少しずつ習得していく姿勢が大切
  • マルチタスクが得意:複数の業務を同時並行で進めることが多い
  • コミュニケーションを大切にする:チーム全体の潤滑油となる役割

7つのうち4つ以上当てはまれば、IT事務の適性があるといえるでしょう。全てに当てはまる必要はありません。入社後に成長していける人が最も活躍しています。

逆にIT事務に向いていないケース

以下のような方は、IT事務よりも別の職種の方が合っている可能性があります。

  • パソコン操作が極端に苦手で、学ぶ意欲もない
  • 単純作業だけを繰り返す仕事を希望している
  • チームでの協働より一人で完結する仕事を好む
  • 変化やルール変更に強いストレスを感じる

ただし、これらはあくまで一般的な傾向です。実際には入社後の環境や周囲のサポートによって、適性が変わることも多いです。

まとめ:IT事務の仕事内容を理解してキャリアの第一歩を踏み出そう

この記事で解説したIT事務の仕事内容について、重要なポイントを整理します。

  • IT事務は一般事務にITの基礎知識とツール操作力が加わった職種
  • 主な業務はデータ管理、ドキュメント作成、進捗管理補助、ヘルプデスクなど多岐にわたる
  • 年収は未経験でも280〜330万円からスタートし、経験を積むと450万円以上も狙える
  • ITパスポートとExcel中級スキルがあれば未経験でも転職可能
  • PMO、社内SE、データアナリストなど多様なキャリアパスが開かれている
  • IT業界の人材不足とDX推進により将来性は非常に明るい
  • リモートワークや残業の少なさなどワークライフバランスも良好

IT事務は「事務スキル」と「IT知識」の両方を身につけられる貴重なポジションです。未経験からでも挑戦しやすく、将来的なキャリアアップの可能性も大きい職種といえます。まずはITパスポートの学習やExcelスキルの向上から始めてみてはいかがでしょうか。

よくある質問(FAQ)

IT事務と一般事務の違いは何ですか?

IT事務は一般事務の業務に加えて、プロジェクト管理ツール(Backlog、Jira等)やコミュニケーションツール(Slack等)の操作、IT基礎用語の理解が求められます。また、エンジニアやプロジェクトマネージャーとの連携が密であること、キャリアの発展性が高いこと、年収水準がやや高いことも大きな違いです。

IT事務は未経験でも転職できますか?

はい、IT事務は未経験からでも十分に転職可能です。ITパスポートの取得やExcelの中級スキル(VLOOKUP、ピボットテーブル等)を身につけておくと有利です。派遣社員からスタートして経験を積み、正社員を目指すルートも一般的です。IT業界の人材不足を背景に、未経験者を積極採用する企業も増えています。

IT事務の年収はどれくらいですか?

IT事務の年収は経験年数やスキルレベルによって異なります。未経験〜1年目で280〜330万円、2〜3年目で330〜380万円、4〜5年目で380〜450万円、6年目以降で420〜550万円が目安です。一般事務の平均年収約320万円と比較すると、やや高い水準にあります。

IT事務に必要な資格はありますか?

必須の資格はありませんが、ITパスポートとMOS(Excel)の取得がおすすめです。ITパスポートはIT業界の基礎知識を体系的に学べる国家資格で、合格率は約50%です。受験料は5,700円で、1〜2ヶ月の学習で取得可能です。さらにスキルアップを目指すなら、基本情報技術者試験や日商簿記3級も有効です。

IT事務の将来性はありますか?AIに仕事を奪われませんか?

IT事務の将来性は非常に明るいといえます。経済産業省の調査では2030年にIT人材が最大79万人不足すると予測されており、IT事務の需要も高まっています。また、DX推進によりIT企業以外でもIT事務人材が求められています。単純なデータ入力はAI化が進む可能性がありますが、コミュニケーション調整や臨機応変な対応はAIに代替されにくい業務です。スキルアップを継続すれば安定したキャリアを築けます。

IT事務からどのようなキャリアアップができますか?

IT事務から目指せる主なキャリアパスは5つあります。ITサポート・ヘルプデスク、社内SE(情報システム担当)、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)、データアナリスト、IT事務チームリーダーです。特にPMOは年収400〜700万円が見込め、大幅な収入アップにつながります。IT事務での経験をベースに、興味のある方向にスキルを伸ばしていくことが重要です。

IT事務でリモートワークはできますか?

多くのIT企業ではリモートワーク制度を導入しており、IT事務でも週2〜3日在宅勤務というケースが増えています。データ管理やドキュメント作成、オンライン会議のサポートなどはリモートでも対応可能な業務が多いです。ただし、PC機器の管理や来客対応など、出社が必要な業務もあるため、完全フルリモートは企業によって異なります。

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